院長コラム

設備の紹介

その他

当院の設備紹介します

ホームページでも紹介しておりますが、当院の設備について簡単に紹介しようと思います。特にお伝えしたいことはMRI検査およびエコー検査、電子カルテシステムです。

 MRIについて

脳神経の病気や頭痛の診断を行うためには頭部画像診断が必要になります。当クリニックではMRIを導入することで脳腫瘍や脳卒中、頭痛などの診断を行います。MRI検査は脳の構造を細かく調べることができるために現在の脳神経系の病気を調べるためには必要不可欠なものになっています。

頭痛の原因については大きく分けて片頭痛や緊張型頭痛といった一次性頭痛と脳腫瘍や脳卒中などの病気が原因となり頭痛を引き起こす二次性頭痛があります。二次性頭痛の中には片頭痛と似た症状を引き起こすものや緊張型頭痛のようなものなどがあり、問診だけでは診断がつきづらいのです。そのためにも頭部画像診断が重要となり、MRI検査はとても有用です。ご家族に脳卒中など脳の病気になった人が多くて、このような病気になっていないか心配な人にはぜひ受けていただきたいと思っております。特別な症状のない場合でも脳ドック検査での診断を受けてみると安心できると思いますのでご相談ください。

MRIの機器も様々なものがあり、磁力の強さや機械自体の大きさなどが異なっており特殊な検査ができるものなどもあります。その中でクリニックの場合には大きな病院とは違い設備のスペースや人的資源、資金などに制約があるためにどのように使用するのかという目的を絞り、かつ限られたスペースに入れられる機種を選定します。当クリニックでは、富士フィルムのECHRON smartに決定しましたが、この特徴としては省スペースでかつ閉所恐怖症の方に対応する検査が可能で、さらには高品質の画像診断を短時間で行うことができる事です。皆さんに安心して検査を受けていただけるように準備していきます。

MRI検査

 頸動脈エコーなど

頸動脈エコーによる頸動脈狭窄症の評価など

脳梗塞の原因の一つである頸動脈の狭窄を調べる方法として頸動脈エコーがあります。エコー検査で頸動脈の血管壁をみることで動脈硬化の度合いを調べることができます。この血管壁が動脈硬化で厚くなり、血管の内腔が狭くなってきて血液の流れが乱れ、滞ることで血栓を生じる危険性が高くなることから、頸動脈の血管にこのような変化がないか動脈硬化がひどくなっていないかを測ります。エコー検査はMRI検査とは違って大きな機械の中へ入る必要がなく、首筋にエコー検査用の器械を当てることですぐに調べることが可能です。

電子カルテとWeb予約

診察には電子カルテシステムを導入しておりますので、MRIやエコー検査の結果を画像データとして記録し、患者さんの診療記録と連動させて日常の診療に反映いたします。他院でのデータも基本的には取り込むことが可能であることから、他の病院での検査データも過去の記録として連動させて診療いたします。

また、Web予約システムも導入いたしますので、診察を予約するために電話をかける必要がなかったり、急な用事のために予約の変更を診療時間外でも可能であったりします。開院日が近づいてから利用可能になりますので、スマホなどからでもお試しください。